CRY♥️BABY

CRY♥️BABY

💜💧💧安静妊婦の暇つぶし日記💧💧💜

ショーシャンクの空に(1994)

 

言わずと知れたザ・オールタイムベスト。落ち込んだ時にはこの映画をゆっくり最後まで見ればきっと、"またがんばろ"って気持ちになれるはず…!原作はスティーブン・キング刑務所のリタ・ヘイワース」。主演はティム・ロビンス(童顔×長身=至高)、語り部となる主人公の親友役にモーガン・フリーマン

 

あらすじ

アンディ・デュフレーンは妻とその不倫相手のプロゴルファーを殺した容疑をかけられ、逮捕される。アンディは無実を主張したものの、終身刑の判決を受け、ショーシャンク刑務所に収監されることになる。この大規模な刑務所ではノートン所長が絶対的な権力を振るい、囚人たちを支配していた。ショーシャンク刑務所では、服役囚に対する刑務官の暴力や、囚人同士のけんかや暴行が日常茶飯事だった。

 

感想

もう何回も見てる作品。家にDVDもある。Netflixでもあったのでまた見てしまった、やっぱり良いですねえ。。。ちなみに初めて見たのは忘れもしない、中学3年生の時に道徳かなんかの授業としてなんですね。たぶん担任の授業だったと思います、良い映画だなあと子供ながらに感じ入りました。潤いのあるものに触れさせてくれた先生に感謝。

誰もが知ってる名作感あるので、今さらわたしがどうこう語ることなんてないんだけども。わたしなりに感想を(ネタバレ含みます!)

 

主人公の魅力

何と言っても、主人公であるアンディがスーパーマン過ぎる。序盤、映画を観てるわたし達にはアンディが本当に奥さんを殺したのかはわからないが、とにかく彼は終身刑囚としてショーシャンクに入所する。でもその立ち振る舞いや人間性の豊かさ。レッドがそうであるようにわたし達も彼という人間に惹かれ、「やっぱり彼はやってないんじゃないか?」という気持ちになる。

そして映画中盤でやっぱり彼は無罪だった!と明らかになるんだけども、再審請求の希望はあっけなく絶たれる。わたしは、でもそうなるのも元はと言えばアンディが蒔いた種だしな〜と思う。

でも違った。話が全て終わってみれば、トミーのことは想定外だったにしろ全ての出来事をアンディは計算済みで仕組み、実行していったんだと。わたし達は度肝を抜かれ、そしてカタルシスを感じるんですね。

でも、それだけじゃないからこの映画はこんなに素晴らしいんだと思うんだな!

合間合間に挟まれるエピソードありきだと思うのです。例えば寄付された古本に入っていたレコードを刑務所全体に放送室を使って流すシーン。ティム・ロビンスのあの満足げな笑み。機械的なほど完璧人間なアンディが折々に見せるその「人間的」なところがこの映画の最たる魅力なんじゃないですかね。というかアンディが一番アツい人間だよね。ほとんどの人が諦念の境地に立つであろうあの状況下で「希望」って言い続けてられるほどの情熱を持っている人間なんだもの。

 

Get busy living, or get busy dying.

「必死に生きるのか、必死に死ぬかだ」。

刑務所の中でアンディが語った名言、仮釈放になったレッドは「俺は生きるぞ」と付け加え、アンディの元に向かいました。2人はブルックスとは別の、必死に生きる道を選んだ。大きな太平洋がとても綺麗でした😢✨

この言葉。初めて見た中学生の時どうおもったかなんて全く覚えてないけど、あの頃は今よりはまだこの言葉の通り「必死に生きて」た気がする。あの時から約15年ちょっとの今。必死に生きてるかなあわたしは、と自問自答する。否だなあと思う。なんとなく惰性で毎日を過ごしてるなと思うんだけども、でもまたこうしてお腹に命を宿している今。いくつになってもどんな状況でも、希望を持って必死に生きていこうと思えました。

 

さいごに

どうしても感傷的になってしまう。。でも、良い映画っていうのは(映画だけじゃないな、音楽とかも)つらつら御託並べてもその気持ちを半分も言い表せないものであるよね。語彙力が足りな過ぎるっていうのもあるけど。ベタではあるかもしれないけど、良いものは良い。カッコつけてみんなが良いっていうものを良いと言えない歳もとうに通り過ぎた今、再びまたもう一度この映画を観てほしいなと思うわけです😌